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観測システム
■ 観測露場
実家の玄関前に百葉箱および雨量計を設置しています。
■ 百葉箱
気象庁 7号型(1997年9月28日まで 小型4号でした)を置いています。
中には、「水銀温度計」(左)と温度計モジュールの「センサ」(右の白いもの)
があります。4号と比べると箱が小さいので、日射の影響を受けやすいようです。
そのため、最高気温が実際より高めに出るようです。
通風温度計が欲しいところですが、手が出ません :-p
気温の測定は秋葉原などで売っている温度計モジュール(TX-100)を利用してい
ます。このモジュールから出力されるシリアル信号をワンチッ
プマイコンでデコードしています。
■ 雨量計
雨量の測定は「転倒ます雨量計」を使用し、0.5mm毎に出力される接点パルス
をワンチップマイコンでカウントしています。
百葉箱の横に、1.5m程のやぐらを組んで、そこに設置しています。
■ ワンチップマイコン
ホストマシンとの信号線を減らすために、ワンチップマイコンを使って温度計
と雨量計のセンサ信号を受けて、ホストマシンの要求によりデータを
シリアル通信で転送します。
ワンチップマイコンは部品点数をなるべく減らしたいのと、開発環境があるのと、
当時の雑誌「プロセッサ」では良く使われていた i8051 を採用しました。
■ ホストマシン
ワンチップマイコンからのデータ収集、データ処理、メール配送処理を
ノートパソコンに FreeBSD をインストールして連続運転させています。
(記念すべき400日連続運転達成! 1998年9月13日)
Copyright (c) 1980, 1983, 1986, 1988, 1990, 1991, 1993, 1994
The Regents of the University of California. All rights reserved.
FreeBSD 2.0.5-950622-SNAP (SS425_AME) #0: Mon Oct 23 23:32:12 JST 1995
Welcome to FreeBSD!
11:04PM up 400 days, 5:53, 2 users, load averages: 0.03, 0.02, 0.00
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10分毎にセンサーからのデータを読みだし、ファイルに記録しています。
以前は1日に1回データをNIFTY経由でメール配送していましたが、
現在は sio が不安定でシステムがハングアップするので自動転送を停止しています
(手動でデータを吸い上げています)。
$Id: system.html,v 1.1.1.1 2003/06/10 15:34:53 hoso Exp $
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